毎日を軽くする“自分に優しい”5つの習慣
40代に入ってからの変化と不調
40代に入った頃から、PMSの症状が以前より強く出るようになりました。
ちょっとしたことでイライラしたり、気分が急に沈んだり、体のだるさがなかなか抜けなかったり…。生理前に限らず、日常に気分の波や不調が増えてきたなと感じるようになったんです。
気になって更年期のことを調べても、周りからは「まだ早すぎるんじゃない?」と言われるばかり。
「じゃあ、このしんどさは一体なんなの?」と、答えの見つからないもやもやを抱えていました。
薬剤師さんの言葉に救われた瞬間
そんなとき、婦人科へ行き、漢方薬を処方してもらうことに。
その薬を受け取りに行った薬局で、薬剤師さんが「こういうの出てるってことは、更年期の入り口かもしれませんね」と声をかけてくれたんです。
驚いたのと同時に、胸の奥がふっと軽くなりました。
周りからは否定されていたけれど、
「もう始まっていてもおかしくないんだ」
「この不調にはちゃんと理由があるんだ」と安心できたんです。
「入口」という表現も柔らかく、共感を持って話してくれたことで、ずっと言い出せずにいた細かい不調のことも、自然と相談することが出来ました。

さらに、その薬剤師さんはこんなふうに続けてくれました。
「私もそのくらいの時期から、身体の変化をすごく感じて…。気分の波もあるし、だるさも抜けないし、身体も前みたくは動かない。だから前みたいにならなきゃと思うほどつらくなるんですよね。
だから私は今は“60点でいい”って思うことにしたんです。100点を目指さなくていい。そう思えるだけでラクになれますよ」
その言葉を聞いた瞬間、頑なに「前みたいに戻らなきゃ」と思っていた気持ちが、少しずつほどけていきました。
変わっていく体と心を認めてあげること。
そして、“今できる最善”を選んでいくこと。
それ以来、私は少しずつ「自分に優しくする」ことを意識するようになりました。

ここからは、私が日常に取り入れている5つの小さな習慣をご紹介します。
1. 「100点を目指さない」練習をする
薬剤師さんの「60点でいいんですよ」という言葉は、今でも私の合言葉です。
以前は、家事も仕事も、どこかでもっと“ちゃんとこなさなきゃ”と思っていました。
でも体と心がうまく動かないとき、それを貫こうとするほど自分が苦しくなるんですよね。
できないことがあってもいいし、何もしない日があってもいい。
今は、6割できたら上出来!と思うようにしています。
2. 「今日の調子」を自分で確認する
「今日の調子はどうかな?」と自分に問いかけるようにしています。
肩が重い?気分が沈んでる?逆に元気すぎて後半ぐったりしそう?
その日のコンディションを自分で把握しておくだけで、無理しない選択がしやすくなりました。
PMSの波は特に読みにくいからこそ、「自分の状態に気づいてあげる」ことが、やさしさの第一歩だと思っています。
3. 自分の「疲れサイン」を見逃さない
以前は疲れていても無理して動いてしまい、結果としてさらに体調を崩すことがよくありました。
でも今は「今日はちょっとしんどいな」と感じた時点で立ち止まるようにしています。
簡単な食事で済ませたり、掃除は明日に回したり、湯船に浸かるだけでも十分な日がある。
“無理しない=怠けてる”ではなく、
“無理しない=未来の自分を守ってる”と思えるようになってきました。
4. 周りと比べすぎないことを選ぶ
同世代でも、元気に見える人や、仕事も家庭も軽やかにこなしている人がいます。
そんな姿を見て「自分だけがしんどいのかも」と落ち込んでしまうこともありました。
でも、薬剤師さんの「私もあの頃キツかったし、今も身体は老いていく、それでも元気にやってますよ」
という言葉を思い出すたびに、比べることに意味はないと気づかされます。
人それぞれ、表には出さないしんどさを抱えているんですよね。
5. 小さな「心地よさ」を大切にする
不調なときこそ、小さな快を意識して生活するようになりました。
温かいお茶をゆっくり飲む。
好きな香りの入浴剤を使う。
推しの音楽を聴く。
そんな“ささいなご褒美”を日常に散りばめることで、自分の気持ちをやさしく包み込めるようになりました。
おわりに
「自分に優しくする」って、決して甘やかしではないと思います。
自分の体と心の声に耳を傾けて、“今できる最善”を選んであげること。
もし今、同じように「なんだかうまくいかない」「気持ちがついていかない」と感じている方がいたら、どうかそのままのあなたを責めないでくださいね。
60点でいい。
自分に優しくできる日を、ひとつでも増やしていけたら、それだけで立派な前進だと思います。

