心の不安を軽くするために続けていること

toukousha

一人目を出産したあと、幸せな気持ちでいっぱいの日々を過ごしていました。ところが、職場復帰から数年後には状況が大きく変わりました。仕事と家事・育児の両立、二人目不妊への焦り、さらには職場での人間関係の悩み…。気づけば、心の中はいつも不安や心配ごとで埋め尽くされ、気持ちも落ち込みがちになっていました。

そんな時、たまたま目にしたネットのコラムで「不安なことを紙に書き出してみるセルフケア」という方法を知りました。やり方はとてもシンプルで、紙とペンを用意して頭に浮かんだことをそのまま書き出すだけ。そうすることで、何に悩んでいるのかを客観的に見つめ直せたり、気持ちを整理できたりして、冷静に対処しやすくなるという内容でした。

心療内科に行くことも考えていましたが、できるだけ病院や薬に頼らずに良くなりたいという思いがあり、半信半疑ながらも試してみることにしました。紙に向かって思いつくままに書いてみると、「もっと子どもとゆっくり過ごしたい」「毎日の残業や持ち帰り仕事がつらい」「不妊治療に通いたいけれど婦人科に行く時間がない」「仕事を辞めたいけれど収入やキャリアを失うのは心配」など、本音がどんどん出てきました。書き出すうちに「自分はこんなことを考えていたんだ」「こういうことに不安を感じているんだ」と気づけたのです。

それから数か月、心がしんどいなと感じた時には、定期的に気持ちを紙に書くようにしました。続けるうちに「自分は今どうしたいのか」「どうすれば不安な状況から抜け出せるのか」を少しずつ冷静に考えられるようになりました。繰り返し書いていたのは、「家族と過ごす時間が欲しい」「二人目を授かりたい」「完全に仕事を辞めるのは不安」ということ。そこから家族と何度も話し合い、思い切って時間にゆとりの持てる職場への転職を決めました。

収入は減り、仕事も一から覚え直す必要があり、決して良いことばかりではありませんでしたが、子どもと過ごす時間が増え、不妊治療にも通うことができ、やがて二人目を妊娠・出産することができました。

紙に気持ちを書き出すことは、直接問題を解決してくれるわけではありません。それでも、自分の心を整理し、次の一歩を踏み出すきっかけをくれる方法だと思います。私にとっては転職という大きな選択を後押ししてくれた大切な習慣です。今でも「気持ちがしんどいな」と感じたときには、ペンを手にとって書き出しています。

これからも、自分の心と身体を整えるために続けていきたい、大切なセルフケアのひとつです。同じように不安を抱えている方の参考になれば嬉しく思います。

By まめmama


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